民主党・辻元清美議員 「いよいよアベノミクスがアベノリスクになり始めた」
これです。
僕には言っている意味がよく分からなかった。もちろん僕の理解力不足もあるし、知識が不足している部分が大いにあると思っている。
でもなー。
この手の政治家の意見を聞いた後に僕がいつも思うこと。
「指摘はよくわかるけど、対策としてはどうしたらいいと思うの?」
政治家って職業は最近新しくできたような仕事でもなく、非常に伝統と格式が重んじられる仕事だと思っている。
日本という国の決断を政治家に僕たちは任せているから、それなりの見識や人格を持った人だけが国会で仕事をするべきだと思う。
もちろんそのような重要な決断を下すこと権利を持ち合わせるのは野党ではなく、与党。
そこでぼくはこう思います。
「じゃあ野党の存在意義は何なの?」
「これじゃ単なる批判じゃねぇか。」
「批判は結構だけども、批判するにはそれの代替案なんかも提出しなきゃ行けないんじゃないの?」
しかもなー。
話を進めるのはいいけども、それに対しての根拠が全く明確になってない。
例えばこれ。
本当にやるべきは、グリーンエネルギーを徹底的にのばすなど、産業構造の転換。
なんでそう思うの?
全く根拠が書かれてないよね?
うんうん。確かにグリーンエネルギーは今後大切になると思うよ。日本は資源あまりないし。
それは事実なんだけど、どうして産業構造を転換させるべきなのか?それをするとどんないいことが起こるのかな?
そこまで明言してほしいよね。まぁしてるけど記事としては省かれているのかもしれないけどね。
ついでにもうひとつだけ例を出しておこうかな。
私が国交副大臣時代に観光に力を入れ、アジアからの訪日客数を過去最大に押し上げたのは、
観光こそ地域経済への波及効果が高く、国内の小さな商売に希望を与える産業だから。
えー。ちょっと待ってよ。なんでそこまで限定するのさ。
あなたが観光に力を入れたかどうかは知らないよ。本人が自信を持って言うならきっとそうなんでしょ。
ただ、観光に力を入れたから訪日客数を過去最大に押し上げたのか?
個人的には「そんなわけないでしょ」なんて思ってしまう。
為替のバランスの変化が原因でもあるでしょうし、アジア各国の経済成長とそれに伴う個々の所得増加なんてのも原因に挙げることができるんじゃない?
確かに観光は地域経済への波及効果は大きいと思うよ。
でも観光客が増加すると小さな商売(どういう商売をさしているのかな?)に対して希望を与えるというのは直接結びつかないよね。
当然間接的には結びつくけど、海外の観光客にそこまでの影響力って無いんじゃないかなと思ったりする。
どうやら街頭演説なので時間もなかったとは思うのだけれど、それでもこの演説を聴いて、「この人に任せてみようかな。」とは思えないだろうなー。